言葉に尽くせない感動がありました。
まだ足に残っている、激しい筋肉痛でさえ、愛しく感じられるほどの感動。まだまだこの世界にこんな美しいものがあるなんて。
今回の涸沢フェスティバルと上高地~穂高で過ごした三日間は、一生の宝物になりそうです。
涸沢フェスティバルの会場となったのは、上高地から6時間歩いた、標高2400mの北アルプスの真ん中・涸沢。涸沢カールには万年雪が積もっており、久々にみる積雪にも感動。
宿泊したのは、奥穂高と北穂高を背にしてたつ
涸沢小屋。
涸沢小屋のテラスから、キャンプ場と涸沢ヒュッテを見下ろすとこんな感じ。
涸沢カールの雪渓。
涸沢フェスティバルの閉会式で涸沢小屋の支配人さんが言ってました。
涸沢は、みんなにフェアだから、みんなにこんなに素晴らしい感動を与えてくれるのだと。確かに、どんな人も平等に6時間以上歩いてやってきたからこそ得られる素晴らしい景色なんだとおもう。
小屋でもフェスならではのイベントがいくつかありました。
金曜夜は「キャンドルナイト」。涸沢小屋と涸沢ヒュッテとテントサイトそれぞれで連絡をとって、一斉に電気をおとし、自然の明かりとキャンドルだけで、北アルプスの景色を楽しむというもの。金曜夜は少々曇っていたため、月はおぼろでしたが、月明かりだけでも穂高の稜線が美しく見えました。
土曜の午後には小屋のテラスで餅つき。沢山の餅をふるまってもらいました。
朝6:10からは、昼寝岩で朝ヨガ。不思議と登山疲れもとれる。
なんて気持ちよいのでしょう。
小屋ごはん4食分。
今まで山小屋ではひもじい思いばかりしていたので、山小屋でこんなにおいしいご飯がおなか一杯食べられるとは思わなかった。自動的に私のお茶碗にはいつもご飯が山で盛られてました。その上、おじさまにおかわりをよそってもらいました。おいしかった。